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弁護士になって10年、福岡の地でこれまでに3000件以上の離婚問題を中心とした個人案件の相談を受けてきました。離婚問題を抱えられている方の多くは、周りにも中々相談できずに一人で悩まれている方も多くおられます。特に、夫からのDVやモラハラ、不貞行為などによって精神的にも追いつめられてしまっている方が多いのも事実です。
そこで、当事務所では初回相談時にまずは相談者の話を「聴く」ということを徹底して行っております。1人の弁護士であると同時に1人の女性として、1人で悩まれてている相談者の気持ちに、少しで寄り添いたい。そうすることで、依頼者の気持ちが楽になり、安心して話をすることができ、結果的に法的な事案の解決もスムーズに進んだりします。
また、当事務所では「離婚が全て」ではないとも考えております。弁護士によっては弁護士という職業上、離婚相談を受けたときに離婚ありきで話を進めてしまう弁護士の方も実際におられます。ただ、当事務所の場合は離婚ありきで話を進めないように心がけております。当然、DVやモラハラを受けていてすぐにでも離婚へ導かないといけないケースや、相談者自身の意思がかたく、客観的に見ても離婚すべき場合はすぐに行動に移しますが、一方で、相談に来る方の多くは離婚自体を迷われているケースもあるので、その場合は、まずは相談者本人が今後の人生を本当はどうしたいのか、または本人の中でも頭の中が整理できていない場合はまずは意思を整理することからはじめ、その結果「離婚を選択しない」のも決して間違った判断ではないと考えております。
当事務所では、来られた方すべてが、離婚する離婚しないにせよ、新たな人生の第一歩を踏み出せるように全力でサポートいたします。