弁護士紹介・事務所紹介
高校生の時に、一生人の役に立てる仕事に就きたいと思い、弁護士になるために法学部に進学しました。
大学では、法律の解釈適用のおもしろさに惹かれ、当時、新進気鋭の刑法学者との呼び声が高かった先生のもとで刑法について学びました。また、大学や大学院においては、他の法分野を専門とする先生からのご指導も広く受ける中で、前例が踏襲されがちな裁判において、事実や裁判例について丹念に調査することにより、依頼者のために少しでも有利な解決を勝ち取ることの大切さを学びました。
弁護士になった後、市内で有名な事務所で10年間、主に個人のお客様の様々なご相談やご依頼を受けて参りました。ご紹介がない方のご相談やご依頼も広く受け付け、1年目から自分一人で解決を目指していく中で、様々な経験をさせていただきました。
また、弁護士1年目より、大学時代から関心のあった、ジェンダーやセクシュアリティを理由とする差別の問題に取り組むため、両性の平等に関する委員会に所属し、男女平等やセクシャルマイノリティの問題について学んでまいりました。
弁護士になった1年目から3年間、当時100人程の弁護士が所属していた人権擁護委員会・事務局長を拝命し、福岡県民から弁護士会に寄せられる様々な人権救済申立事件の調査や処分が円滑に行われるよう活動してきました。
弁護士5年目からは、生存権対策本部において、生活保護や労働問題や多重債務の問題の改善に取り組んできました。
福岡県弁護士会におけるこれらの実績をかわれ、2015年からは朝倉市男女共同参画苦情処理委員、2017年からは春日市空き家等対策協議会委員をつとめさせていただいております。
私が弁護士になる前から、弁護士会は、一般市民の方が弁護士に相談しやすい環境を作る必要性をうたっていました。その一方、法律事務所は、裁判所周辺か博多駅~薬院~天神に固まっています。
これまでご相談を受けていた方からは、天神・赤坂周辺では駐車場が見つからないので、相談時間に間に合わないと複数回お申し出がありました。
また、中心部以外にすんでいらっしゃる方で特に子育て中やお仕事をもっていらっしゃる方は、なかなか相談に行けないとのお悩みも聞いていました。
そこで、生まれ育った“ざっしょのくま”(福岡市博多区南部と大野城市西部の通称)で法律事務所を開けば、福岡市南部・春日市・大野城市・粕屋町・志免町・須惠町・那珂川町・太宰府市・筑紫野市などにお住まいの方が弁護士に相談しやすくなるのではないかと思い、この地に事務所を開きました。
弁護士10年目(2017年3月現在)ではありますが、これまで、離婚、相続などの家事事件・労働事件・借金の問題を中心に、交通事故・医療過誤・欠陥建築訴訟などについても様々な研鑽を重ねてきました。
まだまだ敷居の高い弁護士への相談だとは思いますが、少しでもおくつろぎいただけるよう、事務所は、あえてマンションの1室としています。
ご相談者様・ご依頼者様がかかえるお悩みは、一つとして同じものはありません。
弁護士にご依頼いただく法律事務は、まさにオーダーメイドといえます。
当事務所では、女性弁護士が女性ならではの視点を活かし、お一人お一人にあった解決方法をご提案させていただきます。
初めての経験でとまどうことも多いと思いますが、ご不明な点等ございましたら、遠慮なくおたずねいただければと思います。学歴
1995年 筑紫女学園高等学校卒業
1999年 立命館大学法学部卒業
2002年 立命館大学大学院公法研究科修士課程修了
地方公共団体での役職
2015年~ 朝倉市男女共同参画苦情処理委員
2017年~ 春日市空き家等対策協議会委員
所属団体
2007年~
九州・山口医療問題研究会
日本労働弁護団 ・九州労働弁護団 ・過労死弁護団
2011年~
全国B型肝炎弁護団
2013年~
欠陥住宅ふくおかネット
2015年~
ブラック企業被害対策弁護団
弁護士会での主な所属委員会や役職
2007年~
両性の平等に関する委員会
2008年~2010年
人権擁護委員会・事務局長
2011年
人権擁護委員会・人権調査室
2012年~
生存権の擁護と支援対策本部・事務局長
消費者委員会
講演歴
2009年 10月 男性が学ぶ法律講座離婚
2011年 11月 DV防止法の活用と離婚
2016年 2月 子どもの貧困について考える
2017年3月 AV出演強要被害に対する支援と運動
約束1 懇切丁寧に事情をお伺いいたします
ご相談者様ごとに、抱えていらっしゃるお悩みが違います。当事務所では、当初から、丁寧に事実を聞き取ることで、お悩みごとに最適な解決方法を一緒に探るお手伝いをいたします。 仮に、話し下手でいらっしゃっても、これまで様々な方から様々なお悩みを聞き取ってきた実績がありますので、安心してご相談されてください。
約束2 お一人お一人の意向や利益を大切にします
ご相談者様やご依頼者様ごとに意向や望ましい結果は異なります。そのため、当事務所では、初回相談から、丁寧に、ご相談者様のご意向等を聞き取ります。 そうはいっても、法的な手続きの場合、法律や制度上の限界や裁判所の運用などの様々な兼ね合いがあります。そのため、全てのご相談やご依頼について、ご相談者様やご依頼者様のご意向が完全に実現できるわけではありません。 そこで、当事務所では、ご依頼者様に最終的に「こんなはずではなかった」との思いを抱かれることのないよう、ご相談の当初から、事件の見込みやできること・できないことを説明するようにしています。 この結果、多くのご依頼者様に最終結果にご満足いただいております。
約束3 疑問や不安の解消に努めます
人生で法的手続きが必要になることはまれだと思います。特に、初めて弁護士を利用される場合は、分からないことだらけではないでしょうか。当事務所は、ありがたいことに丁寧な説明に定評があります。分からないことや不安に感じることは、遠慮なくご質問ください。図を使うなど、ご相談者様・ご依頼者様の理解度を確認しながら、丁寧な説明を心がけておりますので、ご安心ください。